残りの時間は、思ったより少ない
5歳の子どもが家を出るのは、まだずっと先に思えます。でも18歳で巣立つとすると、一緒に過ごせる週末は生まれてから全部で約936回。そのうち28%はもう過ぎています。残りの676回も、部活や塾、友だちとの予定で、これからさらに減っていきます。
親も同じです。親が60歳で、年に6回・1回2日帰省するなら、85歳まで一緒にいられると仮定しても、会えるのはあと約150回、日数にすると約300日。1年にも満たない時間です。
計算方法
子どもと
- 週末の総数 = 家を出る年齢 × 52
- 残りの週末 =(家を出る年齢 − 今の年齢)× 52。すでに家を出ている場合は0
親と
- 残りの年数 = 仮定した年齢 − 親の今の年齢
- 会える回数 = 残りの年数 × 1年に会う回数
- 一緒に過ごす日数 = 残りの年数 × 1年に会う回数 × 1回の日数(1年あたり最大365日)
仮定した年齢は、誰かの寿命を予測するものではありません。令和7年の平均寿命は男性81.35年、女性87.33年(厚生労働省「簡易生命表」)ですが、これは0歳時点の平均余命です。すでに高齢の方は、今の年齢にその年齢の平均余命を足した年齢が目安になり、平均寿命より高くなるのが一般的です。
マス目を大切にするための小さなこと
- 週末を1回、子どもに決めてもらう。行き先もやることも任せた週末は、いちばん記憶に残ります。
- 帰省したら、もう1日長く。1回2日なら、毎回1日延ばすだけで一緒の時間が1.5倍になります。
- 会えないときは電話を。マス目には数えませんが、親にとっては大切な1回です。